chapter:Passion 待ちに待った瞬間がやって来たんだ。 ヘサームの欲望がゆっくり内壁を掻き分け、最奥を目指して入ってくる。 「っあ、入ってくるっ……おっき、ヘサーム!!」 ヘサームのものはとても大きい。 ベッドの上で乱れるオレの姿を見て、興奮してくれたみたいだ。 ヘサームが進むたび、とてつもない圧迫感がオレを襲う。 男に組み敷かれるのは、はじめてじゃない。 だけどそれは2ヶ月以上も前のことだ。 当然のことながら、アナルセックスに慣れているわけでもない。 本来、入れられるはずもないそこに、男根を挿し込まれるのは、苦しい。 だけど、ヘサームに抱かれることができてこんなに嬉しいだなんて自分自身も思いもしなかった。 ほんと、オレって、ヘサームが好きなんだ。 そう実感すると、オレの体中にに電流が走った。 みぞおちに、じっとりとした炎が溜まる。 「あっ、あっ、ヘサーム、ヘサームッ!!」 オレは、ヘサームがもっと奥に入ってくれるようにと体をくねらせる。 「アティファ、愛している」 くぐもった声で告げられる恋情。 「っあんっ!」 ああ、どうしよう。 天にも昇る気持ちって、こういうことなのかな。 体だけじゃなくって、心も満たされる感じ……。 好きな人に愛されて、すごく幸せだ。 「オレっ、ああんっ、もっ、やぁっ!!」 |