chapter:Meet Again~同衾 「さあ、お買い得だ。重労働ができて、夜の相手にもできる商品だよ?」 ――暗闇の空にぽっかりと浮かぶ三日月。 人買いたちが持ち寄った、それぞれのランタンの明かりだけが、無限に広がる砂漠の、ほんの限られた足下周辺だけを照らす。 金持ちたちは、珍しい商品を探し、この集団の中に足を踏み入れる。 そして、オレは――……。 「っふ、っあっ」 「なかなかいい声で鳴くだろう? 小さなこの孔に突っ込んでやると、よがってくること間違いなしだ。中で吐精しても、女と違って孕むことがないから何も問題はない。それどころか、たくさん注いでやれば、そのぶん悦んで体を開くぞ? どうだい?」 腰にベルトをはめられ、反り上がった自身には、銅でできた筒が取り付けられている。 人買い共に奪われた、ジャンビーアの代わりに――……。 両腕を縛る縄はなく、着ている物も、何もない。 ただ、あるがまま、赤ん坊のように、生まれたままのその姿で人買いに両脚を開かされ、オレを知らない人間が――。 オレが大嫌いな金持ちたちが――。 物珍しそうに視線を送ってくる。 媚薬を全身に浴びたおかげで、体じゅうが疼く。 拒むことさえできず。 自分が今、どんな辱めを受けているのかも考えられず――。 ただ、熱に浮かされる。 |