chapter:Night~捕らえられて ……オレおかしい。 すごくヘンだ。 オレの体の奥。 ……熱が、灯りはじめている。 それが媚薬の効果だってわかっていても、疼いているのには変わりなくて……。 オレは男なのに、男に触れられて気持ちがいいと感じる自分が腹立たしい。 「っは、なせっ、いやだっ!!」 心は不快感を感じているクセに、体がそれを受け入れる。 自分の拒絶する言葉さえも、どこか悦んでいるようにさえ聞こえてくる。 こんなの……イヤだ。 ますます気分が落ちていく――……。 「兄貴ばっかずりぃ……」 両足首を固定させていた男は、オレの乳首を弄っている男に向かって羨ましげな声を出した。 「いいだろう? ほら、すげぇ色っぽい。売り飛ばすのが惜しいなぁ。 ルビーのように光ってやがる」 「っひ!!」 見せびらかすようにして、両胸にある乳首をいっそう強く摘んだ。 そうされて、オレの体が弓のようにしなってしまった。 「っつ、はなせっ、いやだ!! いやっ、ぁっ!!」 ジクジクと疼く体が憎らしい。 胸を弄られている、たったそれだけなのに……。 下肢さえも、身をもたげはじめている。 「こうやって力を加えてな? 上下に擦ってやると、ほら、もっと尖ってきた」 「っあっ、いやだ、はなせっ!!」 |