chapter:Night~捕らえられて 「……っあっ!!」 「もっと腰を上げるんだ」 「っあ、いやっ、やめろっはなせっ!!」 頭領の指示どおりに動く男によって、オレの膝が地面から浮く。 尻の孔にあてがわれた硬い何かから、液体が空気音を立てて、体内へと入っていく……。 「んっ、ぅああっ!!」 「下のお口は、なかなかいい飲みっぷりじゃねぇか、なぁ〜?」 下卑た笑い声と、液体の音が、真っ白になっている頭に響く……。 「よし、もういいだろう。体を倒せ」 その声で、オレの体が仰向けに倒された。 奥が……熱い。 まるで、体が焼けるみたいだ。 「んっ、っは……んっ」 ぜぇぜぇ、と息をするオレの体を舐め回すように見つめてくる6つの目。 オレはなすすべ無く、ただ地面に転がるばかりだ。 体が疼いて、動けない。 もし、少しでも動こうとするなら、体内から、『何か得体の知らない物』が這い出してきそうで怖い。 「……っん、はっ……」 オレの顔の隣……。 硬い物体が上から転がってきた気配を感じて、視線だけをそこに向ければ……。 そこに媚薬が入った小瓶が見えた。 瓶の中はカラだ。 じゃあ、さっき、尻の中に入れられたのは……。 そう思うと、とても恐ろしい。 全身から血の気が引いていく……。 |