アラビアン・ナイト
第五話





chapter:Night~捕らえられて





「っぐ、いやだぁああっ、はなせっ、痛い!! いやぁああっ!!」


今まで経験したことがない激痛がやってくる。

オレはありったけの力を出して抵抗を図る。


顔を左右に振って、痛みを訴えた。



「しっかり抑えておけよ?」

「っぐ、はぁぅっ!!」

指を入れられたそこは、排出するだけの場所だ。


当然、突っ込まれる場所じゃない。恐ろしいほどの圧迫感がオレを襲う。


女性のように、受け入れる場所があるわけでもない。



……それなのに……。




「っあっ!」




――なに? これ……。


そう思った時は、もう遅い。


体が、ふたたびジクジク疼きはじめていた。

オレは腰を揺らし、気持ち悪いと思っていた男の指を欲しがっていた。


「気持ちがいいか? かわいいちっこいのが勃ってやがる......」


「こいつ、あまり自分の逸物を触ってねぇのか。濃い液が出るじゃねぇか......ますますいい売り物になる」


下卑た男の笑い声が聞こえる。


その声のおかげで、オレ自身が、快楽を求めて勃ち上がっているだろうその姿が、見なくても容易に想像できた。


「そうそう、この感触を覚えるんだ。ご主人様に可愛がってもらえるからな?」


「あっ、ああっ、っふぁああっ!!」


「なかなか覚えが早いじゃないか?」


孔に指を入れられて、内壁を擦られる。





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