chapter:Night~捕らえられて 後ろを弄られる悦びなんて知りたくない。 「っん、あっ……いやぁ……いやだっ、指、抜いてっ、抜いてっ、いやぁああっ!!」 ジクジク。 ジクジク。 体の奥に、いっそう強い熱が宿る。 拒絶したいのに、どうにもできなくて、体は大きく弓なりになる。 「なあ、俺にもいいだろう?」 「ここまで乱れれば大丈夫だろう。よし、指を2本、もうこれ以上入らねぇっていうくらい深く突っ込んで、中にある凝りを強く擦ってやるんだ」 一度は消えた圧迫感。 だけど、今度はさっきよりもずっとひどかった。 頭領のそいつが言ったとおり、指が2本、内壁を押し分けて進入してきた……。 さっきよりも強力な圧迫感がオレを襲う。 媚薬が指をすべらせるのを助けて、中を進む。 「っぅうっ、やあああっ」 「いい声で鳴くじゃねぇか? 売るのが惜しくなっちまうよ……」 どんなに痺れるような快楽が襲おうと、気持ち悪いと思っていた行為――。 男の太い指が、第一関節まで進入し、中にある一点に触れた時には、それがすっかり消えた。 ……ビクッ。 「っ、あっ!!」 オレの体が――また、大きく跳ねる。 「凝りってコレのことか?」 ひとりごとのように、オレの中を弄っている男がそう言うと、指全体を使ってそこを擦った。 |