chapter:Meet Again~同衾 すると男たちは要領を得たのか、孔の中にある指が曲げ伸ばしを繰り返し、内壁を押し、引っ掻くようにして揉んできた。 「ぅ、ああああんっ!!」 「気持ちがいいか、そうかそうか……もっと襞を掻いて、掻きまくってやろう……」 醜い笑い声が、強い刺激で乱れるオレの頭上から落ちてくる。 「くそっ、金貨500枚出す! こいつを買うぞ!!」 「俺は550だ!」 「こいつは俺のだ! 俺は950出すぞ!!」 オレの孔に指を突っ込んだ男たちを中心に、周りに集まった金持ちたちは、当初よりも額をつり上げ、ふたたび競り合いをはじめた。 「どうだ? 950だ!! こいつは俺が買った!!」 金額が止まると、辺りに沈黙が広がった。 男は、一方の指をオレの孔の中に挿し込んだまま、もうひとつの手で巾着ごと人買いに渡した。 その時とほぼ同時だった。 「兵士だ!! 兵士がきたぞ!! ワーリー王の腕利き兵士だ! 抜け荷がバレたぞ! にげろっ!!」 「ほらよ、たっぷり可愛がってやんな? おい、逃げるぞ」 「へい!」 オレをここまで連れてきた人買いは、オレを金貨950枚で買い取った男に明け渡すと、一目散に逃げていく。 目の端では兵士たちから逃げ惑う人々が見える。 だけどオレは、逃げることができない。 |