chapter:Meet Again~同衾 快楽に染まりすぎたんだ。 足腰に力が入らない。 オレが大嫌いな分類に入る金持ちに買われたオレは、そいつもオレという荷物ができたことで上手く逃げることができず、ただ引きずられるがまま、岩影に隠れさせられた。 周囲では、兵士に捕まった人買いや金持ちたちが、次々に捕らえられていく……。 朦朧(もうろう)とする意識の中で、悲鳴や呻き声と、それから兵士たちが指図する声がこだまする。 「くっそ、こんなところで捕まるなんて!! せっかく上玉を買ったってのに!! こうなったら、捕まる前に――」 オレを買い占めた男はそう言うと、でっぷりとした腹に巻いてある紐を解き、自身を解放させた。 薄闇の中でもはっきりわかる反り上がった欲望をまざまざと見せつけられたオレは、半ば正気を取り戻した。 「いや、だっ、はなせっ!!」 なんとか拒絶する言葉を吐くオレだけど、やっぱり体は言うことを聞いてくれない。 逃げようとするのに、体が砂漠の砂に絡め取られた。 前のめりになって倒れ込む。 それをいいことに、男はオレの腰を持ち上げた。 「っい、やだっ、いやあああっ!!」 誰か!! 誰でもいい。助けて!! 拒絶する声は、周囲の喧噪(けんそう)に掻き消される……。 熱を持つ硬くて太いものが、さっき指を挿し込まれていた部分にあてがわれた。 |