アラビアン・ナイト
第六話





chapter:Meet Again~同衾





「あっ、あっ、あっ!!」

ジュクジュクッ。



ヘサームの指の動きに合わせて鳴る水音が、オレの聴覚を襲った。

その音さえも、快楽を導く道具になる。



「ぃっ、あっ、もう、だめっ!!」


それが刺激になって、自身から勢いよく白濁を流した……。




――達したことで疲労した体が、砂漠の大地に沈む。





それなのに……。




「なに……? なんでっ!!」




一度は萎えたと思ったオレ自身が、ふたたび身をもたげはじめていた。


「いやっ、なんでっ!!」

オレは愕然とする。


1回イっただけじゃ、媚薬の効果はまだ治まらなかったんだ。



「あっ、っは……」


……また、快楽を求めてオレの腰が揺れはじめる。


オレの上にいるヘサームは、オレの異変に気がついた。


「なぜ、お前ばかりがこんな目に遭うんだろうな……」




オレの意識は朦朧(もうろう)としている。

当然、ヘサームの言葉は理解できない。





「おねがいっ、もっと……もっとオレを……」


『奥で貫いて……』



強い刺激が欲しかった。


オレはただ、吐く息が浅いまま腰を揺らして、さっきよりもずっと強力な快楽を求める。



すると、オレの片脚が地面から浮かされた。





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