chapter:我ら、アティファ副隊長を守る隊! 兵士3「うわっ、なにお前、アティファ副隊長に声をかけてもらったのかよ!? お前だけ抜け駆けはゆるさんぞ!!」 兵士5「滅多なことを口に出すな! ヘサーム様に聞かれたらどうするんだよ」 兵士4「……そうだな。でも羨ましいぞ兵士2!!」 新入り「アティファ副隊長は、その……そんなに……なのか? 兵士っていうのは、ごつい奴らばかりじゃないのか?」 兵士1「はじめはそうだったさ。だが、アティファ副隊長は違う! あの方は、俺たちの心のオアシスだ!!」 兵士2「そうそう。大きくてクリっとした目に、ちょこんと乗った小さな鼻」 兵士3「ふっくらとした赤い唇」 兵士4「細い腕と華奢な体……」 兵士5「ヘサーム様のお気に入りになるのも無理はないよな」 新入り「はあ? ちょっと待て。ヘサーム様のお気に入り? 失礼だが、ヘサーム様は男だろう? それでアティファ様も男」 兵士5「当然だ!! あの方はそこらへんの女と思うなよ? 高嶺の花なんだから!!」 新入り「はあ? そこらへんの女とは違う男? 高嶺の花って......ますます意味がわからなくなってきた……」 頭を抱えはじめる新入り。 兵士4「しかしだな、あの可愛らしいお姿は……」 アティファの姿を思い浮かべ、鼻の下を伸ばす。 |