好きと言えない。
最終話





chapter:想い繋がる夜。





 そして……彼は恐ろしいことを告げるのだ。


「今日はずっと繋がっていよう。今日は俺も悠里もベッドの中だ。学校は休みなさい。俺も仕事を休む」

「え? あの…………」


 今から昴の下でどれだけ抱かれるのかと思えば、身体が、かっと熱くなる。

 戸惑いを隠せない。

 その姿を眼に映した昴は、にっこり微笑んだ。


 その微笑みで、悠里は言いかけた言葉を飲み込む。

「……んぅ」

 薄い唇が、すぐに赤い唇を塞ぐ。



 悠里はそっと目を閉じ、昴から与えられる口づけに酔いしれ、そして、彼にすべてを委(ゆだ)ねた……。



(これからも、昴の隣にいられるんだ)





 貴方の下で、極上の、『好き』を紡いで――……。



    . *END* .


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