好きと言えない。
番外編





chapter:☆・゜:*Happy Christmas*:゜・☆





 そして、昴は口角を上げたまま、ゆっくりと話していく。

「悠里の身体も冷えているし、俺も温まりたいし、それに一緒にいたいから、こうするのが一番だよな。一緒に風呂に入ろう」

「あ、あのす……んぅ……」

 昴に抗議しようと、口を開くと、すぐに唇が塞がれた。

 そうすると、悠里は何も考えられなくなってしまう。

「んっ、っふぅ……」

 悠里は彼のシャツを掴んだ。
 いっそう深くなっていく口づけ……。


「ん、ぁ、んっ」

 薄い唇に、口を啄(ついば)まれるたび、悠里の気持ちが昂ぶっていっていく……。

 気がつけば、すぐそこは浴槽だ。


 何時の間に脱がされたのか、悠里は一糸もまとわない、生まれたままの姿を、昴に披露していた。

 そして、昴もたくましい肌を悠里の前に見せた。

……悠里と昴は今、あたたかい真っ白の湯気に包まれている。

 昴には、これまでにたくさん抱かれた。

 それでも、裸を見られるのは恥ずかしい。

 身体を隠そうと両手を巻きつけると、その手さえも払われる。

 伸びてくる手によって、悠里の両胸にある、乳首をそっと摘まれた……。


「や、すばる……」

「悠里、クリスマスプレゼントはお前がいい」

 そっと耳元で囁かれる。

 昴は卑怯だ。

 そんな甘い言葉を言われたら、悠里はもう拒絶できない。


(昴……)


「好き」

(昴……)

「愛してる」


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