chapter:秘密を抱えて繋がる夜。 しかし、昴はそうはさせてはくれない。 弧を描く薄い唇は、悠里の快楽を駆り立てていることを雄弁に語る。 「俺に見られるのがそんなに恥ずかしいの? 悠里は本当に無垢だね。俺と何回も繋がっているというのに……」 そう言うと、彼は指の爪を立て、悠里の勃起したものを先端から付け根部分までなぞっていく。 「はぁぁぁぁんっ」 昴の行動で、過敏になりすぎた悠里の腰はまた大きく跳ねる。それと同時に、先端からはトロトロと白い蜜が流れはじめた。 「ああ、かわいそうに。こんなに真っ赤になって……」 「っつ……も、もぅ……だめっん」 「ダメ? 何が? ほら、言ってみな? どうしてほしい?」 「……っつ」 しかし、悠里の口からはなかなか昴にしてほしいことが言えずにいる。 赤い唇を、きゅっと引き結んでしまった。 そんな悠里の表情はなんとも言えないほど美しく、また蠱惑(こわく)的だった。 昴の方が我慢できなくなってしまう。 早く悠里と繋がりたい。 熱い悠里の締めつける中へと挿し入り、己の欲望を流したい。 悠里の朱に染まった顔と涙目で訴える姿に、独占欲が出てきてしまう。 「困ったね」 昴はぼやくと、いまだに唇を引き結んだままの悠里の勃起しているソレを、口内へと導いた。 「はぅっ!!」 ねっとりとした感触が、悠里を襲う。 |