chapter:秘密を抱えて繋がる夜。 その表情さえも美しいと、悠里は罪悪感に苛まれながらもそう思った。 (胸が……苦しい) この気持ちになるのは、好きな人に自分のすべてを見られたからだ。 「俺も、気持ちよくさせてね」 そう言うと、昴は悠里をうつ伏せにした。 これから、何をされるのかは、知っている。 自分がどうなるのかも知っている。 羞恥に打ち震える中、それだけでもないことは悠里本人が一番理解していた。 (好きな人と……昴とひとつになるんだ) たとえ、自分を玩具のように扱われていると知っていても、抱いてくれるということが、悠里は嬉しかった。 腰を持ち上げられ、昴が悠里の後ろにある、彼を受け入れる密口を食い入るように見つめているのが判る。 密口から、ひんやりとした夜気と入り交じり、熱い視線も注がれている。 「悠里のココ、開いたり閉じたりしているね」 (――昴が……ぼくのを見てる) そう実感すると、さっき絶頂を迎えたばかりの悠里のものがまた、膨らんでいく。 「こっちも大きくなった」 「はっ、んっ」 昴の骨張った手が、悠里自身に触れる。 また、華奢な身体がびくんと跳ねた。 「そんなに腰を振って……早く俺が欲しいんだね」 「んっ……」 薄い唇から放たれる昴の言葉は、いちいち悠里を駆り立てる。 悠里の身体から昴の手が離れる。 けれど悠里は、これから待ちに待った瞬間が訪れることを知っていた。 だから、そのままの体勢で彼を待つ。 |