好きと言えない。
第二話





chapter:身代わり~秘めた恋心。





 どうやら逃げ腰になった悠里によって、昴はさらに気分を害してしまったらしい。

「悠里のココは、女性と同じ役割を果たすと思う?」

「っつ!!」

 昴の残酷な言葉が悠里を苦しめた。


 昴は悠里の胸にある熟した苺のような、ふたつの突起のうち、ひとつを口内に迎え入れた。



「や…………っん!」

 途端に悠里の華奢な腰はベッドから跳ね上がる。


……キュッ。

 悠里の反応を見た昴の片手が、もうひとつの突起を摘まんだ。


「女の子のような声だね。……判る? ココ、さっきよりも尖ってる」


 薄い唇が悠里から離れたかと思えば、彼はそう言って悠里を奈落の底へと突き落とす。



(だって……好きな人なんだ。好きな人に……ぼくの身体を見られて、触れられているんだ……)


 昴は、ふたたび自分の舌を悠里の乳頭に這(は)わせた。


「んっ……」

 ざらついた昴の舌の感触がとても心地いい。

 もう片方の乳首もまた、昴の指先でつぶされ、摘ままれると、甘い疼きが悠里を襲った。


(昴……好き)

 こんな形になっても思うのは、そればかりだ。


 昴はおそらく、自分を玩具にしているだけだろう。


 昴に自分の気持ちを知られたのか、そうでないのかは判らない。

 もしかすると、好きな女性を想って、代わりに悠里を抱こうとしているだけなのかもしれない。


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