chapter:身代わり~秘めた恋心。 どうやら逃げ腰になった悠里によって、昴はさらに気分を害してしまったらしい。 「悠里のココは、女性と同じ役割を果たすと思う?」 「っつ!!」 昴の残酷な言葉が悠里を苦しめた。 昴は悠里の胸にある熟した苺のような、ふたつの突起のうち、ひとつを口内に迎え入れた。 「や…………っん!」 途端に悠里の華奢な腰はベッドから跳ね上がる。 ……キュッ。 悠里の反応を見た昴の片手が、もうひとつの突起を摘まんだ。 「女の子のような声だね。……判る? ココ、さっきよりも尖ってる」 薄い唇が悠里から離れたかと思えば、彼はそう言って悠里を奈落の底へと突き落とす。 (だって……好きな人なんだ。好きな人に……ぼくの身体を見られて、触れられているんだ……) 昴は、ふたたび自分の舌を悠里の乳頭に這(は)わせた。 「んっ……」 ざらついた昴の舌の感触がとても心地いい。 もう片方の乳首もまた、昴の指先でつぶされ、摘ままれると、甘い疼きが悠里を襲った。 (昴……好き) こんな形になっても思うのは、そればかりだ。 昴はおそらく、自分を玩具にしているだけだろう。 昴に自分の気持ちを知られたのか、そうでないのかは判らない。 もしかすると、好きな女性を想って、代わりに悠里を抱こうとしているだけなのかもしれない。 |