好きと言えない。
第三話





chapter:切ない想い。





 悠里も、鉛のように重たい身体を起こし、椅子から腰を上げた。



――その瞬間だった。


 悠里の身体を、今朝、昴のベッドから抜け出た時と同じような感覚が襲った。


 目の前が黒のモザイクで覆われていく……。


 そして、視界が暗闇ばかりになると、悠里の身体が冷たい床に崩れ落ちた。



 悠里の意識が、深い闇に誘われる……。


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