好きと言えない。
第四話





chapter:甘美な身体。





「ふっ…………」

 彼の中心をズボン越しでなぞれば、少し膨らみはじめていた。


 優しく、そっと、掌に包む。


「っん」

 ビクンと跳ねる、華奢な腰。


 それを目にした彼女の唇が弧を描く。

 この、色香を含んだ男子生徒をもっと攻めたてようと、彼女は右の手で乳頭を摘み、引っ張る。

 左手は、膨らんだ雄を掌全体でなぞり、少し強めに掴んでやる。

「はぁ……ん」


(――この子……すごい)


 そう思った彼女も、濡れている。

 彼女は間違いなく、乱れる男子生徒の姿に興奮していた。

 彼女はいっそう、男子生徒の甘い声を欲し、揉み扱こうと手を動かした。――直後だった……。

 急に目の前のドアが大きな音を立てて開く。

 その瞬間にして、彼女は男子生徒の身体を暴く手を離し、慌てて両肩へと移動させた。



「悠里!!」

 そんな彼女の目の前には、額に玉のような汗を浮かべた金髪の、美しい男性が立っていた。


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