chapter:想い、深く。 明日? 明後日? それとも半年後? そう思うと、悲しい気持ちになる。 けれど今だけは、昴は悠里の傍にいてくれる。 だから悠里は、昴の胸板に頭を乗せて、甘えてみる。 「さ、これを食って寝なさい。今日はずっと傍にいるから……」 昴の優しい声に、鼻の奥がツンとした。 粥が入った器から、レンゲで掬って、悠里の口元に運ばれる。 粥は、悠里があれこれ考えていた時間もあって、熱くもなく、冷たくもなくで、ちょうどいい食べごろだった。 その日、悠里は力強い腕の中で、ただひたすら、昴に甘え続けた。 |