好きと言えない。
第七話





chapter:想い、深く。





 明日?

 明後日?

 それとも半年後?


 そう思うと、悲しい気持ちになる。

 けれど今だけは、昴は悠里の傍にいてくれる。


 だから悠里は、昴の胸板に頭を乗せて、甘えてみる。


「さ、これを食って寝なさい。今日はずっと傍にいるから……」

 昴の優しい声に、鼻の奥がツンとした。

 粥が入った器から、レンゲで掬って、悠里の口元に運ばれる。


 粥は、悠里があれこれ考えていた時間もあって、熱くもなく、冷たくもなくで、ちょうどいい食べごろだった。



 その日、悠里は力強い腕の中で、ただひたすら、昴に甘え続けた。


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