chapter:想い、打ち明けて。 「あ…………」 悠里の唇から、小さな声が漏れる。 それは、悠里の膨れ上がっている自身が、解放された瞬間だった。 言いようのない解放感と、昴に見られているという思いが悠里を襲う。 「まだキスしかしていないのに、ココはもう、こうなってしまったんだね」 「ん……は……」 昴はそう言うと、悠里の膨れ上がっている悠里の花芯を、指先でピンと弾いた。 たったそれだけでも、敏感になっている花芯の亀頭から、蜜が零れ出る。 「いやらしいね、悠里は。もう出てしまいそうなの?」 その言葉で、また蜜が流れ出る。 「俺以外に触れられてもこうなるのかな?」 うっすらと意地悪く笑う昴。 (ならない。こんなふうになるのは、好きな人にだけ……) そう言いたい。 けれど悠里はその言葉を言えず、口を噤(つぐ)む。 好きだと告げれば、昴に自分の気持ちがバレてしまう。 そうなれば、今、スキャンダルになっている女優を好きな昴は、男に――しかも弟のように可愛がってきた自分を鬱陶(うっとう)しいと思うに違いない。 そうして、昴は悠里を抱かぬうちから離れてしまうだろう。 だから悠里は、昴から目を逸らし続けた。 けれど、昴にとって、悠里のその姿が逆効果になるということを、本人は知らない。 頑なに唇を引き結ぶ悠里を服従させたいと思ってしまう。 |