chapter:想い、打ち明けて。 悠里は唇を噛みしめ、中にいる昴を感じるため、目を瞑(つむ)る。 これで、今日で終わるんだ。 そう思えば、悲しい想いが悠里を襲う。 大きな目からは涙が勝手に溢れてくる。 溢れ出た涙がやがて頬を伝い、真っ白なシーツへと落ちる。 (だめ) (泣いちゃ、だめ) ――昴に勘づかれる。 そうは思っていても、涙は留まることを知らない。 悠里の意志とは関係なく、涙は次から次へと、零れ落ちていく……。 「悠里?」 悠里の雰囲気がおかしいと思ったのか、昴は悠里の名を口にした。 昴からは自分の背中しか見えない。だから、泣いているとは気づかれないはずだ。 大丈夫だと、悠里は自分に言い聞かせた。 けれど、それは違った。 「はぁぁんっ!!」 昴は何を思ったのか、突然、繋がったままの状態で、悠里の身体を仰向けにさせた。 強い刺激で、悠里の先端から蜜が勢いよく噴き出る。 「……っつ!!」 思いがけない昴の行為で、昴と向かい合ってしまう。 悠里は、泣いていることを知られたくなくて両腕で自分の顔を覆った。 しかし、昴は意図も簡単に悠里の腕を引きはがした。 (やだ!! 見られた!!) 悠里は唇を引き結ぶ。 「悠里!?」 悠里の目の前には、眉間に皺を寄せ、困惑した昴がいる。 |