chapter:夢? それとも現実? 「ぁ……っ」 夜の空気が、疼きで熱くなった身体を冷やしてくれる。 昨日もこうだったけど、何回されてもやっぱり恥ずかしい。 「ゆき……」 「大丈夫。すぐ、楽になるよ」 幸が、オレ自身を包んだ。 「ふぁ……」 オレの腰がベッドから離れる。 「嫌だったら、そう言って……」 これまでに、何回、その言葉を聞いただろう。 イヤなことなんて、幸からされたことないのに……。 そう思うけど、あまりの眠気のせいで話すことができない。 オレはそのまま、幸に身をゆだねた。 その時だ。 「はぁん……」 ビクッ!! オレの全身が震えた。 ――っていうのも、オレ自身がねっとりとした何かに包まれたからだ。 この感覚って、たしか前にもあったような……。 だけど、それが何か、思い出せない。 オレは、うつら、うつら、とした頭で考えていると、ねっとりとした何かが、突然、オレ自身をきゅううっと締めつけてきた。 「んやぁんっ!! なにっ……はぁんっ」 さっきとは比べようもないくらい、強い刺激がオレを襲う。 腰が、大きく揺れた。 ……ペチャ。 何かを舐めるような水音も聞こえてくる。 「ふぅ……っん」 付け根から先端へと、それが伝い――そしてまた、先端から根元へと、何度も行ったり来たりを繰り返す。 だけど、その、『何か』っていうのは幸がもたらしていることは知っている。 「ぁ、ぁ、ぁ……ゆきぃ……」 |