chapter:蜜に溺れる身体 神楽を許せるわけがない!! オレは神楽を拒むため、身体を動かし続ける。 ――幸。 こんな時に想うのは、幸のことばっかりだ。 『暴れないで、大丈夫だから』 そう言って、暴れるオレの頭を撫でる優しい手。 『何もしないよ』 そう言って、オレを包むあたたかい腕。 オレが望むのは、決してこんな冷たい視線を送ってくるヤツなんかじゃない。 だからオレは、必死に抗(あらが)い続ける。 『死んだってコイツなんかには従わない』 そう、決意を込めて――……。 「古都、聞き分けのない子だ」 ギシッ。 拒絶し続けるオレに痺(しび)れを切らした神楽は、ベッドに上がった。 「いやだ!! 来んなっ!!」 だけど、身体を縛られているオレは、神楽を拒絶しても、どうにもできないことはたしかだ。 神楽はオレを跨(また)ぎ、抵抗を図るオレの腰を挟んで固定した。 「いや……いやだ!!」 腕や足だけじゃなくって、身体さえも縛られてしまった。 そのことが、さらにオレを絶望へと誘っていく。 「いい加減、観念しろ。お前は俺に抱かれる運命なんだよ」 神楽は、オレの胸にあるクリームでべとべとになったふたつの乳首を弄(いじ)りはじめた。 キュッ。 乳輪を指先でなぞり、乳首を親指と人差し指で摘まむ。 「っつ!!」 なに……これ…………。 |