chapter:想い、見る夢 だけど、幸だけは感じられる。 幸が歩くたび、浮いたり沈んだりを繰り返すオレの身体は、ひだまりのようなあたたかさに包まれていた。 幸だ。 これが夢でもいい。 幸に会うことができたから……。 幸の肩にそっと頭を乗せると、安心したオレはまた、目を閉じた……。 ――どのくらい経っただろう。 突然、ほわほわする意識の中で、オレの身体は仰向けのまま、幸の手から離されそうになった。 「やっ、だめっ!!」 うつらうつらとしていたオレの頭はまた覚醒して、頭を振って幸の腕にしがみ付く。 だけど、やっぱり力はもう出ない。 幸の腕が、オレから離れていく……。 仰向けのまま、地面に置かれそうになる。 ふわふわした感触が背中に当たったから、きっとオレが下ろされそうになっているのはベッドだ。 イヤ。 ダメ。 オレの後ろには男根に似た異物が入っている。 もし今、仰向けになったら、異物はより深く入ってしまう。 やめて。 仰向けにさせないで!! だけどオレの思いとは反対に、背中にまわった幸の腕が、オレから離れてしまう。 「っひ、あ、いやああああああっ!!」 ベッドに腰が当たった瞬間、オレの身体は弓なりになる。 地面に押し付けられた異物は、思った通り、回転したままコリコリと内壁を弄っていく。 思わぬ刺激が体力を失ったオレへと追い打ちをかけてきた。 夢の中さえも、コレに苦しめられるなんて……。 「っふ、いやだああっ、ああっ、あっ」 あまりの苦痛で、嗚咽混じりの泣き声が唇から飛び出す。 |