chapter:想い、見る夢 オレの中を勢いよく突いてくれる、もっと長いものが欲しい。 異物じゃ届かないようなところまで、深くまで入れてくれる何かが……欲しい。 「ゆきぃぃぃ……欲しいの……おっきぃの……中に……くるしい……あつい……」 今のオレは、いったいどういう表情をしているんだろう。 すごく気になるのに、幸の顔がうまく見られない。 「くるしい……からだ、あつい……」 目の前にいる幸に両手を伸ばし、幸が欲しいと懇願した。 そうしたら……。 グルンッ。 「っん……ぁ」 幸は、オレを仰向けの体勢に戻した。 そうして、オレの両足を広げさせた。 「ん…………」 オレの身体が、ひらく。 太腿の間にあるオレ自身が、どうなっているのかなんて、見なくても分かる。 何度も射精したのに、きっと、また大きくなっているだろう。 ――恥ずかしい。 後ろの穴も、反り上がった自身も、幸にぜんぶ見られている……。 だけど、それが気持ち悪いとは思わない。 幸ならいい。 幸になら、見られてもいい。 オレは幸が好きだから……。 だけど、恋心はいくら夢の中でも言えない。 『男同士で気持ち悪い』 『他に好きな人がいる』 そんな言葉、聞きたくない。 幸はきっと、加奈子(かなこ)が好きなんだ。 だって幸、加奈子といる時、すごく優しい顔をしている。 だけどオレは違う……。 |