chapter:アクション 『女は預かった。返してほしくば、鏡 幸(かがみ ゆき)と古都を連れて来い』 ……神楽だ。 やっぱり、神楽が加奈子を攫(さら)ったんだ。 くっそ!! 神楽。 これ以上、誰も傷つけさせねぇ!! オレは足の裏に刺さっている、割れた破片を取り除くこともせず、そのまま神楽の妖気を辿った。 神楽に傷つけられた両足は、走りすぎた所為で、ズキズキと痛みを訴えはじめる。 前に進むたび、両足は悲鳴を上げる。 だけど、今はそんなことに構ってはいられない。 何としても、加奈子を助けなきゃ!! |