迷える小狐に愛の手を。
最終話





chapter:想い遙かに、忍ぶ恋





「ゆき……ゆきっ。幸がほしい。おおきいの、ちょうだい!! ゆきの、あついのがほしい!!」

もうダメ。

もう待てない。

オレはベッドから身体を起こし、幸の反り上がっている自身に手を伸ばした。

幸に触れれば、そこは熱をもっていた。

これが欲しくてたまらない。

「ゆき……」

幸の陰茎に唇を寄せ、愛おしい彼の名を呼ぶと、オレの頭上から、息を飲む音が聞こえた。

それを合図に、愛おしい幸を口の中に入れる。

「ん……ふぅ……」

幸のは、オレのとは違って、ずっと大きくて、口の中には入りきらなかった。

だから根元部分を両手で擦り合わせながら、口も動かす。

「んぅ……んぅう……」

……この、先端から流れ出る、幸が欲しい。


もっと……もっとと、そう強請り、ベッドから浮いた腰が無意識に揺れる。

オレは気が狂ったかのように、幸を求めた。


「んぅ……」

反り上がった幸自身と同じように口を窄(すぼ)めて舌を動かせば、幸自身が硬くなっていくのが分かる。

先端からは、幸の先走りが流れている。


オレが口と手を動かすたびに、幸のくぐもった声が降ってくる。

それがオレを掻き立てる。

「んっ、っふ、っふぅんっ」

幸が欲しい。

オレは欲望のままに、幸の裏に歯を当てた。その瞬間――。

「ひゃん!!」

オレはベッドに逆戻りをした。


幸に組み敷かれ、太腿を思いきりひらかされる。





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