chapter:想い遙かに、忍ぶ恋 「あっ、ゆき……?」 幸は、自分の両肩に、オレの膝裏を乗せて固定した。 オレの勃起しすぎた陰茎と、幸を求める穴があらわになる。 「ゆきっ」 「古都のすべてが良く見える……」 ふっと笑う幸の息が、オレの尻の穴に入る。 「あ、あんっ」 敏感になりすぎたオレの身体はそれだけで反応し、先端からはまた、先走りを流してしまう。 「古都……イケない子だね、君は……こんなに流して、もったいない」 「ひゃあああん!!」 幸は先端から飛び出した液をチロリと舐め、オレ自身を口に含んだ。 「やっ、だめっ。イっちゃう!!」 そこは違う。 オレが欲しいのはソコじゃない。 「ゆきぃぃ、ソコ、ちがう!! 中に挿れてほしぃの!! 幸の大きいので、中をグチャグチャにかき混ぜて欲しいの!!」 オレは幸と繋がりたくて、手を伸ばし、ヒクヒクと開閉している後ろの穴を自らこじ開けた。 幸、もっと中を見て。 オレ、こんなに幸が欲しいんだよ? 「古都……」 オレが幸に強請ると、また、幸が唾を飲む音が聞こえた。 「ゆ……き……」 だめ。頭がヘンになる。 涙が目から溢れ、景色を歪ませてくる。 もっと……幸の顔を見たいのに……。 「ゆき……ちょうだい……」 お願いだから。 もう一度、今度は虫の消え入りそうな声で強請る。 肩にあった膝裏を外され、腰がベッドに沈む。――かと思えば、幸のたくましい腕がオレの腰を掴んだ。 幸が抱いてくれる。 |