迷える小狐に愛の手を。
最終話





chapter:想い遙かに、忍ぶ恋





オレは幸をもっと感じられるようにと、幸の腰に両足を絡めた。

そうしたらすぐに、オレの穴に大きいモノが挿し入ってきた。

「あ、つぅぅい!!」

「古都、かわいいお前が悪い。たっぷりと償ってもらおうか……」

つぐなう?

幸の言葉に困惑していると、思いきり最奥へと押し込まれた。

「っぐ……ぁっ」

普通なら、こんなに勢いよく挿れられれば痛いだけの行為でしかない。

だけど、幸の香りにやられた今のオレは、すべてが気持ちいいものになってしまう。


「ゆき……ゆきっ」

口は閉じることさえできなくて、唾液が流れ続けている。


「古都、頬を赤く染め、涙目になって淫らに喘ぐキミは美しい……」

「いわないでぇぇ……」

幸に抱かれるだけでもイきそうなのに、言葉攻めなんてひどい!!

上にいる幸を睨むと、彼は口角を上げて笑っている。

これは、人間の幸では見たことがなかった表情だ。

身体がゾクゾクする。


震えが止まらないオレの身体。

その身体を、幸が掴んだ。

「やぁぁん」

幸はオレの腰を上下に揺すり、オレの中に幸があることを知らせてくる。

幸という異物が中にあるという圧迫感が、オレを襲う。

抜き差しされるの陰茎がオレの内壁を擦った。

何度も繰り返される深い抽挿の中で、オレの中の、ある一点を擦った時だった。

オレの身体は今までにないくらい反れ、一瞬、息ができなくなってしまった。





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