迷える小狐に愛の手を。
エピローグ~狐の嫁入り





chapter:エピローグ~狐の嫁入り





代わりに、オレが喘ぐ声ばかりが耳に届く。


「人間だった時には聞こえない動物の声がね、聞こえるようになった。

どこが痛いかとか、何がイヤだとか。そういう言葉が聞こえることは、俺にとって、すごく嬉しいんだよ。
おかげで、俺は動物たちに不適切な処置をしなくて済むからね」

「っひ、ああっ!!」

幸は突然、オレの中に埋めている指を回して、内壁を擦った。

「あ、ゆきっん……あぁぁ!!」

ビクンッ!

身体が震える。

喘ぎすぎたおかげで、口からは唾液が流れ出る。

幸の袴が、オレの唾液でいやらしく濡れていくのが見える。

そうしてたくさんオレの内壁を弄った後、オレの穴から幸の指が消えた。

幸がまた、にっこりと微笑む。


「さあ、戻ろう。皆が心配している」

そう言うと、力が抜けたオレの身体をココに来た時と同じようにお姫様だっこをして歩いていく。


幸の腕に抱えられ、歩くたびに揺れる身体は刺激を受ける。

「あっ、あっ……ゆきっ」


両手は幸の首に巻きつけておかないと落っこちそうだ。

幸の顔を見上げると……。

「んうっ」


……キスされた。

「続きは後だ。安心して、皆の前にはかわいい裸の姿なんて見せないよ。古都のかわいい姿は俺にだけ見せればいい」


幸は、唸るような低い声でそう言った。


……本当にオレを必要としてくれているのかな……。

だったらいいな。

「ゆ……き……」





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