迷える小狐に愛の手を。
第四話





chapter:『いっぴき』と『いっぴき』





オレは、『消毒』というものを思い出し、立ち去り際に、猫にアドバイスをした。


猫は、オレが何を言っているのか分からないといった感じだったけど、その理由は、その後すぐに分かったと思う。



……やれやれ。
これでゆっくり眠れるぜ。



オレは昼寝を満喫しようと、自分の寝床へと戻った。

その姿を、新たな敵が見ていたとも知らずに……。





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