chapter:幸なんて、もう知らねぇっ! そりゃ、『発情期』っていうのには、自分でもびっくりしたよ……。 他人に、下の世話までさせちゃったのは、なんか、申し訳ないって思うけどさ……。 でも、でもさ、幸はあの時、別に気にしている感じでもなかったじゃん? それなのに、なんで今さら気にするの? なんで? ああっ! なんか、イラってしてきた。 オレの下の世話、するのがイヤなら、そう言ってくれればいいのにさっ! なんだよ幸の奴。 なんで面と向かって、『そんな世話までしなくない』って、そう言わないの? だーーーーっ!! もう知らねぇっ!! 幸がその気なら、オレだって無視してやる!! もう知らねぇ!! 幸なんか、もう知るかっ!! オレは、枕を抱きしめ、ベッドに寝っころがった。 |