chapter:追って追われて恋模様。 ぼくの乳首に吸い付き、舌で転がしはじめる。 「っふあっ!」 触れられた乳首がジクジクする。 「ふたつとも、俺のものだ」 時間を掛けて、ひとつを舐め終わると、もうひとつの乳首も同じようにして口に運んだ。 乳首を吸われる度、生々しい音が聞こえてきてたまらない。 音も、行為も、すべてがぼくを狂わせる。 「せんぱっ、せんぱっ!!」 どうすることもできないぼくは、ただ快楽に染まり、先輩の服をギュッと掴む。 すると今度は、先輩の手がズボンの中に侵入してきた。 ひんやりとした手が、ぼく自身を包む。 「膨れてる……」 先端から付け根へ……。 ぼく自身が揉まれる。 「やっ、なんっ、だめっ、もまないでっ!!」 やわやわと強弱をつけて触れられるから、気持ち良くて鈴口から先走りが流れる。 ジュク、ジュク……。 先輩に揉まれるたび、生まれ出る水音。 「あっ、あっ!!」 押し寄せてくる快楽に、口は開きっぱなしだ。 「ずっとこうして、君を味わいたかった。逃げられるなんて大失態だ。顔も合わせてくれないし……」 「だって、も、嫌われたって、思っ、あ、あっ!!」 まるでぼくを責めるように告げられ、反論したら、先輩は女の子みたいに喘いでしまうぼくの口を啄んだ。 「好きだよ。本当は電車の中で、俺とは両想いなんだから、望遠鏡なんかで覗く必要なんてないって言おうとしたんだ」 「ん、ぅうっ」 |