追って追われて恋模様。
第四話





chapter:追って追われて恋模様。





「あっ、あっ、やっ、そんなっ、つよくなかっ、こすらないで……っはぅっ!!」

ジュクッ、ジュクッ。

水音がいっそう大きくなる。



「気持ち良い? 俺が欲しい? 指よりも大きい俺で貫いて擦ってほしい?」


コクコク。

「おねが、せんぱい。ぼく……大きいの、中にちょうだい」

何も考えられず、頷けば……。


「……んっとに、可愛いな。翔夢くんは……。優しくしてあげたいのに……ほんとに困る」

先輩は苦笑を漏らし、デニムのジッパーを下ろした。

ピンッと張り詰めた先輩自身が飛び出している。

貫かれるんだ。

実感すれば、先輩を受け入れるぼくの孔はヒクヒクと開閉を繰り返した。

ぼくの腰が、先輩のたくましい腕によって持ち上げられる。


後ろの孔の中――先輩が、中に入ってきた。


「っあ、ああああっ!!」

指よりも太い先輩自身に貫かれ、言い知れない圧迫感で呼吸がうまくできない。


だけど、好きな人に抱かれて、心は満ち足りた気持ちにもなる。


先輩は、ぼくの内壁を掻き分けて、最奥を目指し、ゆっくりと中に入ってくる。


「せんぱ、せんぱ、好き、好きですっ! ああっ!!」

目から涙があふれて止まらない。

だけどそれは、悲しいからじゃなくて、嬉しいから……。

腕を伸ばし、先輩の広い背中にしがみつく。


「俺も好きだよ。もう離れない」


「っひ、あああああああっ!!」






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