ねぇ、ギュッてしてよ。
セックスってどうやるの?side:雨宮 鈴





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それってそれって、今よりも、もっとずぅ〜っと、恥ずかしいことなのかな。



でも、でも……ぼく、霧我ならいいって思うよ?



なのに、霧我はあれから、ぜんぜん抱いてくれない。

それはぼくがあまりにも無知だからいけないのかなぁ。






「あ、や、ダメっ、む……が……」


ジュクジュクっていう水音とぼくの喘ぎ声が室内に響く。


そこは本来、こういうことをする場所じゃない。


会議で挙げられた資料とかを整理したり、今後どういう方針で学校活動をするかっていうことを話し合う場所。



ここは、生徒会室。



副会長の紅葉は先に家に帰って、今はぼくと霧我のふたりきり。


しかも、この部屋はどこの教室からも孤立しているから、こういうこともできる。


だけど……でも……。




むがっ、はずかしぃよ……。



『こういうこと』っていうのは、ね……。



ぼく、今、裸で机の上に寝そべってます。



霧我はぼくの……モノを口に含んで……わざとだと思うの。


ピチャピチャって舐める音がものすごく聞こえる。


それにそれに……身体がそこから疼いて……。


「やっ、でちゃう、やだぁ……」


好きな人の口の中でなんて出したくないのに、霧我は歯を当てて、ぼくの膨れた中心の後ろに当たるように口を閉じる。





「ん……」

もう、ダメ。



「ぁああああっ!!」





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