ねぇ、ギュッてしてよ。
ぼくだって!side:雨宮 鈴





chapter:ぼくだって!side:雨宮 鈴





そしたら、霧我が息を飲んだ音が聞こえた。


霧我のは……さっきよりも大きくなってる?



ぼくに興奮してくれてる?


嬉しい。



痛いのはヤだけど……でも……。



ぼくも息を飲んで大きくなった霧我の先端をぼくのお尻の穴につける。


「……っつ」


ぼくの穴に触れた霧我の先が熱い。

思っていたよりもずっと大きい。




「すず……何をっ!!」


どんなに好きって思っても、やっぱり痛いのは怖い。





ギュッと目をつむって無理やり穴をこじ開けるように、身体を沈めていこうとした……。


そしたら。


「鈴!!」


「っつ!!」



グルンッ。


ぼくの身体が半回転した。


「鈴!!」


目は閉じているから何も見えない。

だけど、霧我?

なんだかとても怒ってる。



どうして?

ぼくとじゃ一緒になれないの?



思わず目を開けちゃえば、眉の端っこは上がって、いつも優しい言葉を告げてくれる薄い唇の口角は、下がっていた。


霧我は……やっぱり怒っている。




ぼく、いけないことしたのかな。




繋がって、霧我に気持ちよくなってもらおうって思ったのは……ダメなことだったのかな。



女の子じゃないから、繋がっても妊娠しないし、大丈夫だと思ったのに……。



ダメだったのかな……。





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