chapter:ずっと好きside:雨宮 鈴 「ひゃぁんっ!!」 ぼく自身が包まれた。 一気に肩の力が抜けて、机の上に顔をべちゃりと付けてしまう。 「これでいいか?」 一言も痛いなんて言っていないのに、それを知っている霧我の気遣いが嬉しい。 だけど……だけどだけど……。 コシコシと擦られる指に感じてしまう。 「むが、ぁ、や、むがぁ……」 好きな人に揉まれるということの快楽を知ったぼく自身は、大きく膨らんでいく。 自分じゃない指で扱かれると、とても気持ちがいい。 思いもよらない刺激を受けるぼくの先からは少しずついやらしい液が流れてくる。 「鈴、かわいい」 「やぁああああん、言っちゃダメ」 霧我の声がさらにぼくを刺激してくる。 もうお尻の痛みなんてどうでもよくなって、今は膨らんでいるぼくの方が問題だ。 「鈴、終わったぞ?」 声をかけてくれるけど、いまだに前を扱く手は止まらない。 「ん、ん、ん……っふ。て、手、はなして……」 イヤイヤをして後ろにいる霧我に言えば、前を扱く手が消えた。 「ん……っふ……」 前がかなり疼くけど、仕方がない。 これでなんとか机を汚さずに済むって安心した時だった。 グルンッ。 「ひゃぁん」 ぼくの身体が回転した。 さっきまで見えていたのは狐色をした机の上。 だけど今は、真っ白な天井に無数の通気口という穴が見える。 |