chapter:服従 ブラインドの隙間から、柔らかな西日がさしている。その片隅に、俺たちはいた。 社内に残っているのはほんの僅かで、皆、早々に帰宅している。このオフィスには俺、柾木 千賀哉(まさき ちかや)と、先輩の今泉 誠史朗(いまいずみ せいしろう)さんだけだ。 「たくさん溢れてますよ? 気持ち良い?」 ズボンと下着を中途半端に膝下まで下ろし、後ろから抱え込むようにして誠史朗さんの足を開かせた。陰茎を弄りながら、伝う先走りを孔の中で掻き混ぜてやる。 グプグプと濡れた音が俺をそそる。 「あっ、っひ、きもちいっ、んっ」 普段、仕事モードの時は俺を上から目線で見る彼は、だけど今は違う。 誠史朗さんは俺の為すがまま、されるがまま。 喘ぎっぱなしの薄い唇からは唾液を垂れ流すばかりだ。 「美味しいんですか? ここ、ほら、俺の指を食っていく……」 俺の指を孔のずっと奥に挿し込んでやれば、襞は従順に開き、指を食らう。 耳元で囁くと、誠史朗さんの身体が震えた。 「あっ、っは……」 どうやら達する寸前なんだろう。 誠史朗さんを抱きたくて限界に達した俺は、ジッパーを下ろし、自らの肉棒を戒めから解き放つ。 誠史朗さんの腰を持ち上げ、ひと息に肉棒で貫いた。 「あっ、あつっ、あああああっ!!」 可愛い鳴き声だ。もっと聞きたい。 俺は誠史朗さんを前に倒し、そのまま後ろから深く肉棒を刻み込む。 「深いっ、イくっ、ちかや、ちかやっ!!」 襞を擦り、中を穿つ俺の肉棒は最奥へと辿り着く。 俺も誠史朗さんの中で達しようとした時だ。 「顔、顔見たい! ちかや、後ろ嫌だっ!!」 「!!」 誠史朗さんは泣いているのか、涙声で必死に懇願してきた。 ああ、もうホントに勘弁してほしい。 先輩、普段はツンツンしてるのに、こういう時ばっかり駄々をこねて可愛すぎるでしょう。 俺は先輩の襞からひと息に自分の肉棒を引き抜き、体位をうつ伏せから仰向けに変えた。直後、すぐに肉棒を打ち付けた。 「ああああっ!!」 喘ぐ唇を塞ぎ、どちらともわからない口内で舌を絡め合う。俺の肉棒を最奥まで挿入した。 同時に、誠史朗さんは吐精し、身体から力が抜けていく……。 「ん、ぅううう」 目の端で、細い目から大粒の涙が目尻からこぼれ落ちるのが見えた。 唇でこぼれる涙を受け止め、額に口づけをする。 誠史朗さんはうっとりと目を閉ざし、達した余韻に浸っている。 可愛い先輩。 だけど、まだ終わりじゃない。俺はまだ達していない。 もっと泣かせたい。 「あっ、やっ、まっ、っひ、ぐうああああっ!!」 一度達したことで、中は随分柔らかくなった。 俺は達したいのも我慢して、ひたすら腰を打ち付け、誠史朗さんを貫き続ける。 響き渡るのは、肌を打ち付ける音と水音。 それから、先輩の艶やかな嬌声。 明日はまだ金曜日。会社もあるけれど知ったことか。 声も出せないくらい、可愛がって泣かせてやる。俺をここまで溺れさせた罪だ。 **END** |