お願い、ギュッてして!
☆第三話☆





chapter:☆好きっていう気持ち☆





……ガラッ、ピシャッ!!


長い廊下に、ひとつしかない教室。


『生徒会』と壁に掲げられたプレートがある下のドアを勢いよく開けて中へ入る。


そこには、机の上に山積みになっている書類を手にした生徒会副会長が座っていた。


勢いよくドアを開けたぼく。



……紅葉(もみじ)は生徒会室に入ってきたぼくを見るなり、目を大きく開いた。

すると少しずつ破顔して……。


「ぶふっ!! 鈴、何その頭!!」



紅葉は吹き出した後、ケタケタと笑い出した……。


いったいなに?


みんな今日ひどいよ。

ぼくから視線を逸らしたり笑ったり!!


「なんだよ、なんだよなんだよなんだよ!! なんで紅葉まで吹き出して笑うの!? ひどいよ!!」


ただでさえ、大好きな霧我にそっぽを向かれて悲しいのに、ぼくの顔を見るなり笑われると、悲しくなる。





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