「・・・俺が動いた時は、
見るか見ないかのお前らの次第
・・・見たくなかったら・・・目をつぶれ」


と祐夜とヴォルフは、
中に入ってヴォルフはドアを叩く。

すぐに中からメイドが出て来た。


「ど、どちら様でしょうか・・・?」

「ワシの名は、
天才発明家のヴォルフじゃ。
いきなり、申し訳ないが
ここの主人と話をしたい」

「はあ・・・
ですが事前のお約束がないことには・・・」

「つべこべ言わずに、伝えろ!!
シャチとペンギンを連れてきたって!」


祐夜が、
オドオドしたメイドを見て怒鳴りつけて
メイドも真っ青になり急いで
中へ戻っていた。

ベポとシャチ、ペンギンは驚いて
ローは見守っていた。


「(相当・・・高くなっている
祐夜・・・意外と高くなると無意識に
感情が出て怒鳴ることがあるよな。
俺が、白鉛病があって
コラさんの代わりに医者を殴った事・・・大人か)」


しばらくすると・・・
金色のスーツに身を包み
全身ジャラジャラと宝石を身につけた男
が現れた。

「おお~う、本当に
ペンギンとシャチがいるじゃねぇか!
なんだあんたらが
わざわざ連れ戻してくれたのかい?」


誰かを見下したりする声で
・・・“道具”と見る目で
ローとベポも嫌そうに見ていた。


「確認するが、
あんたがシャチの叔父という事
間違いないか?」

「あーそうとも。
シャチとペンギンの保護者だよ。
いやいや、急に餓鬼共がいなくなるから
こっちとして困っていたんだ。
わざわざ連れて来てくれてすまねぇな」


男は、シャチとペンギンに
近づこうとするが
ヴォルフが間に入る形でさえぎった。


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*mokuziback*
Crescentshadow