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重苦しい沈黙が室内に満ちている。

「……で?砦にいきなり娘を連れて来て、何のつもりだ?」

扶鋤の厳しい瞳が、部屋の中の三人それぞれに向けられる。

「ふむ、扶鋤も一目で娘と見抜いたか」

「だから言っただろ。気付かねえ方が変だって」

「飛龍、赤羽。人の質問には答えろ」

鋭さを増した瞳に向かい、飛龍はあっさりと言う。

「改めて紹介する。今日から同行する事になった輝夜だ。あの結界を解けるらしい」

「宜しくお願いします」

「良かったじゃねえか。こんな別嬪さんがいてくれりゃ兵の士気も上がるってもんだ」

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