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「お前こそ、何をしに来た。用があるなら早く済ませろ。無いならとっとと帰れ」

「帰れって、貴方が抜け出したから捜しに来たのよ!それなのにそんな言い方をしなくてもいいでしょう!」

「朝っぱらからやかましい奴だな」

「誰のせいよ!」

飛龍を睨んで言い返し、それから再び尋ねる。

「大体こんな所で何をしているの?」

「馬を降りて通りを歩いていたら運悪く店主に見付かってな。いい加減ツケを返せと馬を取られてしまったのだ。だからこうして店の手伝いをして返さねばならん」

「な……」

輝夜は呆れ返って開いた口が塞がらなくなったが、すぐにまた声を張り上げた。

「飛龍!貴方って人は自分の仕事を放り出して何をやっているのよ!全くもう、迷惑にも程があるわ!」

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