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受け取った文を懐に仕舞った賢彰が、廊にいる輝夜を見る。
「それで、どうでしたか」
「上手くやれたと思うわ。取り敢えず分かった事は書いておいたけれど」
「様子を見ていると、水晶の君はかなり向こう見ずですからね。気を付けて下さいよ」
溜息をついた賢彰は、普段は高千穂の軍にいる兵だ。
警護の者を装い、輝夜より少し遅れてこの屋敷に潜り込んで来た。
こうして輝夜の探り出した情報を、まほろばへの使者に渡す役目を与えられている。
扶鋤に命じられたそうだが、輝夜はその更に上からの指示があったに違いないと思っている。
「あら、大丈夫よ。取り敢えず領主の方はそんなに警戒する程の人でもないわ。本当に注意すべきは……」
「うわっ、そんな事軽々しく口にしないで下さいよ。僕は御免ですよ、こんな所で殺されるのは」
「安心して。その時は私が庇ってあげるわ」
賢彰は複雑な顔で言った。
「僕はこれでも男ですよ。女性に守ってもらおうなんて思ってません。前も思ったんですけど、貴女のその自信は、一体何処から来るんですか?」
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Reservoir Amulet