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「何かって……」

見上げた瞳には、不敵な光があった。

「そろそろ限界だろう。筑紫には、もう以前のような結束はあるまい。蛇集という人格が試されるのはこれからだぞ」

「……大丈夫なのね?」

視線が交わる一瞬、飛龍は手を伸ばして輝夜の髪に触れた。

確約の言葉は無く、見交わす瞳にはやがて苦笑が浮かぶ。

「そう信じているのだろう?」

「……ええ」

思いがけない温もりは、時に言葉よりも確かだから。

輝夜はしっかりと頷いて言った。

「信じているわ、貴方を」

「ならば俺も、負ける訳には行かないな」

眼差しと触れ合って生まれる熱が、時の隙間を埋めて行く。

寂しさと切なさに慣れていた心を、暖かく満たして行く。

だから今はただ、連れて行って欲しい。

いつも、貴方の見詰める世界の果てへ。





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Reservoir Amulet