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放たれる声の一つ一つが力を持って空気を震わせる。

「だから俺は帝である限り、生きている限り、国の為に身を尽くす。それ位しか俺には返すものが無いからな」

胸が熱くなる程、苦しくなる程の重みのある言葉が迫る。

身動きも出来ない位に。

「では始めるか、蛇集。他の者も、気が済むまで切り掛かって来い。戦で民を死なせるよりは、その方が余程苦しくない」

合わせていた刃を外し、構え直しながら周囲を見る。

「何をしている?これが望みだったのだろう。あまり退屈させてくれるな」

我に返ったように、漣星が膝をついた。

「申し訳ありません、主上。我々には既に戦意はございません」

「ほう?」

探るように辺りを見回した飛龍の視線を受け、その場にいた皆が次々に膝をつく。

「お前もか、蛇集」

蛇集は何も言わず、ただ膝をついて頭を下げる事で応えた。

しばらくそれを見てから、飛龍は深く息を吐く。

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