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「では戦が終わったら話してやるといい」

笑い合って言葉を交わしてから、賢彰が改めて口を開く。

「じゃあこれからも宜しくお願いします、飛龍殿と輝夜。それから、ええと……」

漣星に目を向けて口ごもったのを見て、輝夜が紹介する。

「あ、こちらは漣星というの。飛龍の新しいお友達」

「そうなんですか。宜しくお願いします。僕は賢彰です」

「う、うん。こちらこそ宜しく」

輝夜の紹介に戸惑いながらも、漣星は頷いた。

「それで飛龍殿、これからどうするんですか?やっぱりまほろばへ戻るんですか?」

「いや、今回の事でようやく国も纏まったしな。しばらくは問題無かろう。まずは漣星に案内してもらって闇の地へ行こうと思う」

飛龍はあっさりと告げて漣星に尋ねた。

「闇の者には闇の者の考えがあり、守るべきものがあり戦う理由がある。それを知らねば戦を終わらせる事は出来まい。漣星、案内を頼めるか?」

「……本当に、輝夜から聞いていた通りだ」

呟いてから、決意を込めた瞳で飛龍を見返す。

「分かった、案内するよ。戦を終わらせたいのは僕も同じだからね」

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