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まだ間に合う筈だから。
諦めてしまわなければ、終わりではない。
終わりになんて、させない。
貴方の愛するこの世界を、自分も愛しているから。
だから、だからどうかもう一度。
「もう一度、機会を……!」
辺りを取り巻く冷気が、ふっと和らぐのを感じた。
代わりに暖かな風が吹き抜ける。
目を開けると二人を囲んでいた神々の姿は見えなくなり、その力がこの地を包むのが分かった。
輝夜が小さく息をついて、差し伸べていた手を下ろす。
「……輝夜」
飛龍は思わず輝夜を見詰め、その名を呼んだ。
見慣れた筈の横顔から、不思議な程に目が離せない。
一体、この少女は本当は。
輝夜が飛龍の方を向いて微笑む。
いつもと同じ微笑が、何処か寂しげに見える。
何を言えば良いのか分からないまま口を開き掛けた時、輝夜がはっとしたように空を見上げた。
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Reservoir Amulet