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まだ信じられない思いで、まほろばへの使者に文を託す。

それから再び、二人が眠る部屋へと足を向けた。

「あ、扶鋤殿」

中に入ると、賢彰が顔を上げて力無く言う。

「本当に、申し訳ありません。こんな事になって……」

「謝るな。……謝らないでくれ」

「……はい」

二人の亡骸は、賢彰と漣星の手によって高千穂宮に運ばれた。

まだ飛龍と輝夜の死については公表していない。

今は親しい者達だけで静かに悼みたくて、まほろばの赤羽と角鹿にも知らせを出した。

けれどまだ信じられない。

信じたくない。

こうして見ていると、いつ起きてもおかしくないように思えるのに。

声を掛ければ目を覚ますと錯覚してしまう位、二人は変わりなく目を閉じている。

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