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「人と出会い、語り合い、新しい自分に出会う。素敵な事よね。人の生は短い。その中で幾度も繰り返される出会いと別れ、その全てに無駄なものなど無いわ」

輝夜の微笑を見返した飛龍は、思わずその腕に触れた。

「どうかしたの?」

「いや、何だかお前が……」

消えてしまいそうに儚く感じた。

触れていなければ、本当に此処にいるのか不安になる位に。

輝夜は澄んだ瞳で飛龍を見上げて言った。

「飛龍、黄泉の国で言っていたわね。この豊葦原を、民を愛しているって」

「ああ」

「私も同じよ。だから貴方が愛するものを守る為に、何かがしたいと願うの」

飛龍は目を伏せ、少ししてから決心したように口を開いた。

「……訊いても、良いか?」

「なあに?」

「俺が黄泉の国から帰って来られたのは、お前のおかげなのだろう?帰る術は知っていると言っていたのだからな」

「そうね」

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