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「……君のその行動が、殺意を買っていると思うんだけど」

横から口を挟んだ漣星には構わず賢彰は続ける。

「僕は思い知りましたよ!飛龍殿は輝夜がいないとその辺の不良と同じですね。憂さ晴らしに弱い者苛めをするんですから!僕はこの数日、生きた心地がしませんでした!」

「数日?私、そんなに寝ていたの?」

「そうだよ。だからその間に、まほろばの赤羽と角鹿にも来てもらってね」

「……そう」

そんなに眠っていたのか。

時間はあと僅かしか無いのに。

「か、輝夜ー!考え事をしてないで僕の苦労を察して下さいよー!」

「わ、分かったわ。分かったから、いい大人の男の人がそんな泣かないで。大体私は貴方のお母様ではないのだから、泣き付かれても困……」

「輝夜!そんな薄情な事を言わないで、飛龍殿にがつんと言ってやって下さい!あの人は貴方の夫でしょう!」

「ええ!?」

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