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凍えそうな程の悲しい冷たさが、心を掴むようで。

声にならない絶望の叫びが全身を刺し貫くようで。

己の身さえ確かではなくなる中で、それでも前を見据えていられるのは。

力強く手を握って体を支えていてくれる人が、隣にいてくれるからだ。

(姉上、お願いです……。どうかお聞き入れ下さい)

闇から溢れる光の中心に向かって、心の中で語り掛ける。

(世界を照らす事を止めないで下さい。人の強さに、美しさに気付いて……!)

解き放った力が、体を飲み込んで行くような気がした。

手足の感覚が無くなり、気力を使い果たして意識も薄れる。

「輝夜!」

自分の名を呼ぶ飛龍の声も遠い。

それでも意識が途切れる寸前、輝夜は天の岩屋戸が開いたのを感じた。





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Reservoir Amulet